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ダブルオー。録音受けの(今のところは)期間限定ブログ。 2007/11/8開設。
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12.17.05:27

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  • 12/17/05:27

11.08.17:27

ミッション:牛乳と魚を摂取せよ!

刹→禄←茶+皇

ギャグ…?


なんか、やっちまった~感が……。
つか、第一作目がこんなんでいいのか、自分。おまけに文がグダグダ…;;でも、勿体ないから上げる(貧乏性)

禄音よりも背が高くなりたい二人(両方とも魚を食べる人種ではなさそうですが)
作中でミルクが出たので、身長に伸ばすに良いらしい魚を追加してみた。








 それはまだ、ソレスタルビーイングが世界に宣戦布告をするより前のこと………。

「え? 身長を伸ばす方法…?」
 プトレマイオスの天才的予報士は、珍しいを通り越して天変地異ものの組み合わせに驚いた後で、彼等の言葉にまた驚いた。
「そうね~…」
 飲もうとしていた酒の容器を弄びながら思案する。
「まー月並みだけど、牛乳飲んで、魚食べることかしらね」


 二人が部屋を出て行くと、ソレスタルビーイングの人間に密かにアル中予報士と呼ばれているスメラギ・李・ノリエガは容器の蓋を開けて中身を呷る。
「…若いわねぇ」
 ニコリ、というよりはニヤニヤと笑って、酒を飲みながら近くの端末に向き合う。
「ん~、いいじゃない。背にコンプレックス、年上のあの人に追いつきたい…ね」
 ニヤニヤを本格的に怪しい笑いにしつつ、片手だけでキーボードを叩く。恐ろしい速さだ。


 余談であるが、プトレマイオスの男のクルー達は彼女の気配にしばらく近寄ることができなかった。

 


 食事の場。交流の場とも言える所。
 普段は割と和やかな雰囲気漂うそこは現在、ピリピリとした重苦しい空気によって完全に支配されていた。
 しかもその部屋だけは完全に重力があるので、気休めでもふわふわと浮いて気を紛らわすことも出来ない。
 現在は地球時間で言えば昼の十一時。昼食にはやや早い。しかし、仕事上の都合で早めの食事を摂りに来た者はおり、彼等は半泣きになりながら食事を口に運んでいた。

 目の前に鎮座するそれを赤褐色の目が睨む。皿の上から白く白濁した目が、その、親の仇でも見るかの如き鋭い視線を虚ろに見返している。
 不毛極まりない、片方の敗北が決まり切った睨み合いはやがて、唐突に終わりを告げた。
「姿焼き……」
 実年齢より幼く見られるガンダムマイスターは見るからに渋々と言った様子でそれ―――尾頭付きの焼魚に着手する。その皿の横には、たっぷりと白い液体が詰まった瓶。
 そんな彼から少し離れたところでは、奇跡のような美貌を誇る青年がご機嫌斜めどころか急行直下な勢いの険しい雰囲気を周囲に撒き散らしながら目の前の深皿にスプーンを突き入れている。

「手っ取り早く背を伸ばす方法はないのか……?」
(確かにな…)
 じっ、と見返してくる錯覚を起こさせる目を抉り出し――寧ろ突き刺して引き出しながら刹那がティエリアの言葉に声なく同意する。
 姿焼きにはこれだ! と半ば無理矢理渡された二本の棒をしっかと握ったまま、その先っぽで貫通された白い球体を、少年はなんとも言えない表情で見ていたがやがて、おもむろに口に入れた。
 途端、硬直する。しかしながら、生きてきた環境が環境な元少年兵は食べ物を粗末にすると言う思考回路がなかった。表情を変えないまま目玉を飲み込んで、残りの魚に取りかかる。

 ティエリアはと言えば、原形を留めぬようぶつ切りにされた魚が放り込まれたシチューの魚の生臭さに、元から動きが豊かでない表情筋が益々強張るのを感じていた。
 魚、とアドバイスをした彼女を脳裏に思い浮かべ、アル中予報士、と呻きながら吐き気をどうにか堪える。

 

 それからしばらくの間、食堂でおどろおどろしい気配を振りまく二人のガンダムマイスターの姿が見られ、何人かは餓死間近にまで追いつめられとかならないとか。
 そして、最年長のマイスターの「人様が困ることをやるんじゃない!」という鶴の一声によって、彼等の奇行がひとまずの収束を見せた…………らし、い。

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